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悲しみが癒えるまで

今年は暖冬で、春が来たかの様な陽気が続いていたのに・・・・・。

2007年1月31日 午後5時 父が亡くなった。

いつものように近所の家でお茶を飲み、歩いて自宅に帰る途中、人通りの無い土手に腰掛けた状態で亡くなっていた。

帰りが遅いからと心配した弟が探し回ると、眠るように横たわっていたという。脈も無く、呼吸もしてない。体は冷たくなっており、人工呼吸、心臓マッサージをしても反応がなく救急車にも乗せられない状態だった。

父は生前「みんなに迷惑をかけないで逝きたいなぁ」と言っていたが、本当にその通りになってしまった。安らかな死に顔をしており、苦しまないで逝けたのだろうか。

日頃から不整脈があり、治療をしていたのに・・・・。

あまりにも突然の死で、知らせを受けた人々は驚くばかり。何度間違いであって欲しいと願ったことか。

固く冷たくなった父は、一回り小さくなっていた。

働き者で、明るくて、カラオケが好きで、お酒が好きで・・・・・。

春になったら、みんなで温泉に行こうねって約束してたのに。

父との事を思い出すと胸が苦しくなるが、思い出すのはみんなの輪の中でいつも楽しく笑っている姿ばかり。

未だに父の姿を目で探してしまう。

もっと、色んな所に連れて行けば良かったなぁ~。特に今年のお正月は義母の具合が悪かったので、泊まらないで帰ってきてしまった。

帰り際、「もう帰るのが~」とガッカリした様子の姿が今でも思い出される。

このような事をブログに書くのはどうかと思ったが、今の気持ちを、父との思い出を忘れないためにも書き留めておこうと思った。

身内の死

遅かれ早かれ、いずれは皆経験すること。

頭では解っていても、実際起こってしまうと、何も出来なくて、ただ色褪せた時間だけが流れて行くばかり。

私は良い子供だったろうか?また生まれ変わっても父の娘でありたいと願う。

今はただ手を合わせ、冥福を祈るばかり。

77年間、ご苦労様でした。そして有り難うございましたと。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

karuさん、お父様との早すぎるお別れに本当に驚いたことでしょうね。
karuさんの文章を読み、少しずつ気持ちの整理が出来てきたんだと 安心しています。
親って子供の事がいつまでも気がかりなものだと思います。
karuさんが少しずつ元気になっていく姿を見て、お父様も安心なさってるのではないでしょうか?
思い出を心に残し、回想することによってお父様も喜んでくださいますよ、きっと。

投稿: katahira | 2007年2月13日 (火) 10時46分

katahiraさん
暖かいコメント有り難うございます。

父との別れは悲しく淋しいけど、父とのアルバムを開くたびに幸せな気持ちになり、思い出話をする度に自然と笑いが起こります。

そんな父でした。

私達は父の遺志を守り、姉弟仲良く暮らすことが一番の供養だと思ってます。

父は私の心の中に生き続けていますから~。

投稿: karu | 2007年2月13日 (火) 12時05分

karuさん今日は、そしてお父様のご冥福心からお祈り致します。貴方のお父様への思いを読んでいる内に涙が出て来て、でも元気を出して、元の生活に戻って下さい。その方がお父様も安心されると思います。そして出来るだけ楽しかった日々を一杯思い出して一日も早く笑顔を取り戻してください。

投稿: 咲子 | 2007年2月14日 (水) 15時23分

咲子さん
有り難うございます。
ブログに書いたのは、父の死を現実として受け止め、前に進むための区切りにしたかったのです。
日中は忙しさで思い出すことも少ないのですが、夜になりふとした瞬間に寂しさが込み上げてきます。
きっとみんな同じ思いをするのでしょうね。

でも、悲しみの中でも笑いも起きるし、お腹も減る。
後は時間が癒してくれるでしょうか。
幸い、私には同じ思いを共有してくれる家族・友人がいます。

そんな人達に見守られている私は幸せだと思います。

投稿: karu | 2007年2月14日 (水) 18時12分

しばらく留守にしていて、戻ったら
ブログが更新されていて、ほっとしました。

お父様のご冥福心からお祈りいたします。

投稿: アン | 2007年2月19日 (月) 07時50分

アンさん
コメント有り難うございます。

すこ~しずつ、心の整理が出来るようになりました。

ブログは私の楽しみのひとつなので、これからもマイペースで更新していきたいと思います。

投稿: karu | 2007年2月19日 (月) 10時10分

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